A.ご回答内容
日本人の死亡原因の約50%を占める生活習慣病の予防を目的とした健診です。
平成20年度から「高齢者の医療の確保に関する法律」に基づき、医療保険者(国民健康保険・職場の医療保険等)が実施する「特定健康診査」が開始されました。
西宮市国民健康保険特定健康診査(以下、特定健診という。)は、40歳から74歳までの加入者を対象に、内臓脂肪症候群(メタボリックシンドローム)に着目した健診で、無料で実施しています。特定健診を受けるためには、「受診券」が必要です(対象者へは送付しています)。
※西宮市国民健康保険ご加入者以外の人は、ご加入の医療保険者へご確認ください。
特定健診の検査項目は合計22項目あり、1日で行います(結果の受け取りは後日です)。
西宮市特定健診では、国が定める基本的な検査に加え、西宮市独自の7つの追加項目で、充実した検査内容になっています。
【検査内容】
●身体診察:診察、問診、身体測定、腹囲測定、血圧測定
●尿検査(腎臓病や糖尿病のリスクを調べます):尿蛋白、尿糖、尿潜血
●血液検査(以下の項目):
(糖尿病の検査)空腹時血糖、ヘモグロビンA1c
(脂質異常症の検査)中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロール
(肝臓の検査)AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTP
(腎臓の検査)尿酸、クレアチニン、eGFR
(貧血の検査)赤血球数・血色素量・ヘマトクリット
さらに、以下の基準に該当し、かつ医師が必要と認めた人には詳細健診も無料で実施します。
【基準】
●心電図検査:健診当日の収縮期血圧が140mmHgもしくは拡張期血圧が90mmHg以上の人または不整脈が疑われる人
●眼底検査:上記の血圧の人、または前年度の健診結果で空腹時血糖値が126mg/dl以上、ヘモグロビンA1cが6.5%以上または随時血糖値が126mg/dl以上の人(この基準に該当する人には、受診券の「受診できる健(検)診項目」に、【眼底対象】と記載されています)
特定健診を受けるためには、「受診券(※)」が必要です。
(※)受診券とは、西宮市国民健康保険特定健康診査受診券のことです。対象者へ送付しています。
特定健診の対象者であっても、前年度に西宮市が実施する各種健康診査等を受診され、健診機関から健診結果の報告を受け取っていない人や、特定保健指導中の人については、受診券の発送時期が異なる場合があります。詳しくは、国民健康保険課(0798-35-3115)までお問合せください。
【担当課】
国民健康保険課